2023年11月03日 (金曜日)
クロダイ・チヌ(フカセ釣り) / 三重県出雲古川河口 / ウキフカセ / フィールドスタッフ石黒 昌浩
釣り人 | フィールドスタッフ石黒 昌浩 |
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釣行日時 | 2023年11月03日 (金曜日) 6:30〜11:30 |
対象魚 | クロダイ・チヌ(フカセ釣り) |
釣り場 | 三重県出雲古川河口 |
天候 | 晴れ |
潮回り | 中潮 |
水温 | 17℃ |
釣果
クロダイ・チヌ /15尾 /30cm〜52cm
釣り方
ウキフカセ
タックル
ロッド | チヌ竿5.0m-MH |
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リール | スピニングリール2000番LBD |
ライン | 1.75号 |
ウキ | 2B |
オモリ | 3B+ハリスにG5 |
ハリス | 1.5号 |
ハリ | 3号〜4号 |
ポイント図
釣果写真
使用エサ
配合エサ:「ナンバー湾チヌⅡ」 「湾チヌスペシャルⅡ」 「ニュー活さなぎミンチ激荒」
付けエサ:「くわせオキアミスーパーハード(BIG L)」 「ニュー活さなぎミンチ激荒」から取ったコーン
ヒットエサ:「くわせオキアミスーパーハード(BIG L)」 「ニュー活さなぎミンチ激荒」から取ったコーン
セレクトした配合エサ、付けエサの選択理由と期待する効果、実際の感想など:
初めてのポイントで細かな情報も無かったので、重すぎず軽すぎず纏まり過ぎずをテーマに「Ⅱ」「Ⅱ」コンビにしまして前日自宅練りをしました。
満潮時もチヌ牧場のヒットポイントは1ヒロ半程の水深でしたので今回のブレンドパターンは、ほぼジャストミートした感じで「ニュー活さなぎミンチ激荒」を入れたことで纏まりは若干悪くなりますが、杓離れも良く操作性の良い仕上がりとなりました。
前日練りでの状態でしたので当日現地練りの方は「チヌパワー」や「チヌパワースペシャルMP」などを適量入れ纏まりが悪くなり過ぎない様に注意した方が良いのではと思います。
基本的には各々使い易いブレンドパターンで釣れると思いますがコマセの濃く効いているポイントをイメージしやすい配合餌をチョイスするのも好釣果への近道かと思います。
当日も何人かの方々に配合餌ブレンド時の注意をお伝え出来ましたので、是非とも次回釣行時には爆釣して頂ければと思います。
目立った餌取りも居なかったので複数人が並んで竿を出す場合は高集魚の配合餌「爆寄せチヌ」や「チヌスパイス」や「メガミックスチヌ」等々を組み込んだり、操作性を悪くしない程度に「チヌパワースペシャルMP」や「チヌパワー」を適量組み込むのも良いかと思います。
少なくとも夏の釣りと冬の釣りでの配合餌の使い分けは重要となってきますので色々試してみてください。
冬場に突入すると「アミドリップ」出番も増えてくると思いますので低活性時の対策も今からイメージしてみてはと思います。
※この記事の情報(釣果や釣り場、釣りエサ等)は、当時の情報に基づいたものです。
コメント
先月から好釣果が出ていると噂のメジャーポイントに撃沈覚悟で釣行してきました。
連日、平日も入れ替わり釣り人が入りスレッスレ!であろうと思い未明前のチャンスタイムをスルーして日の出スタートとしました。
2:39干潮で9:30までに164センチ上げる潮周りでしたので、本来であれば夜中の3:00過ぎから狙うのがベストだと思います。
5:30釣り場着にて6:15の日の出に合わせて仕掛を組みながらコマセをシッカリ投入してポイント(チヌ牧場)を作っていきます。
角の1級ポイントに入っていた先行者の方は夜中から釣っていたそうですが流れが速く釣りにならないと嘆いていました。
初めてのポイントでしたので手前10メートルから15メートルラインを中心にコマセを投入していましたので、周辺を棚取りオモリで地形調査しましたが先行者のおっしゃる通り流れが速く正確な水深が測れない状態でしたので這わせ気味に浮きが若干シモル程度に調整しスタートしました。
(8:00くらいには上げ潮の流れも緩やかになり地形も水深も測れるようになり、手前足元が一番深く10メートルラインから沖に緩やかな駆け上がりになっている地形で満潮時の最深部は2ヒロ強でした。)
偶然にも朝からコマセを打ち込んでいたポイントがドンピシャでチヌ牧場が出来上がっていて1投目から浮きがハッキリとシモル生命反応が...素バリでした。
底潮が早く挿し餌先行で浮きがシモっていたのが微妙に止まり違和感を感じて即アワセしたら40センチ弱の本命が早々に3投目で顔を見せてくれました。
その後もシッカリと流れが速い時間帯(8:00くらいまで)当たりが連発して上げどまりまでに余裕のツ抜けを達成できました。
上げ潮の流れが速い時は若干仕掛けが当て気味に流れていましたのでチヌ牧場から10メートル程上流の5メートル程沖側に仕掛けを投入してヒットポイントを必然的に通過するラインをイメージして攻撃を組み立てました。
上げどまり前後は本命の当たりが遠退きボラのスレ当たりと思われるフワついた浮きの動きで合わせると、やはり掛かってくるのはボラでした。
9:30からの下げ潮は67センチとユルユルでしたが河口部ということも有り沖目の本流はそこそこ流れましたので若干遠投気味にポイントを変更して攻めました。
下げ潮は地形上沖に仕掛けが出ていく感じでしたので、沖の水深が浅いのも有効利用してコマセをバラシて広範囲にチヌを拾っていきました。
この日最大の52センチは沖の水深1ヒロ弱で掛けたので更に沖の浅瀬に突っ走り、一瞬デカボラかと思わせる感じでしたが本命チヌで良かったです。
沖目で掛けた魚はほぼ100%確保できましたが、上げ潮の10メートルラインで掛けた45センチ前後のチヌは手前足元のスリットと張り出した牡蠣殻に擦れて3回ですがバラシも有りました。
(5.0メートルの竿を使用しましたが、5.3メートルの竿で強引に勝負した方が足元でのバラシは少ないのではと感じました。)
紀州釣りでコマセを撒いている方や前打ち釣りでコマセを撒いている方など皆さん個性のある釣り方で釣果を出していましたので人気のポイントになるのは納得です。
自宅から片道3時間半と行きなれた浜名湖より1時間以上遠いポイントなので頻繁には行けませんが、来年は一番良さそうな9月後半から10月に行ってみたいと思います。
水温は到着時の上げ5分で17℃、満潮前の9時で21℃と今年はまだまだ暖かい日が続くと思いますし年末の寒波(クリスマス寒波)が来るまでは浅瀬ですが釣果が狙えるポイントだと思います。
(浜名湖も行きたいですが…もう1回は違った潮回りで魚影の濃そうな沈みテトラ周辺を狙ってみたいと思います。)
足場も良くファミリー釣り場でお子さん達も多いので、くれぐれもキャスト時等周辺を良く確認し安全安心なエンジョイフィッシングを楽しみましょう。
隣接する香良洲漁港での釣りは注意看板を良くみてエンジョイフィッシングを楽しんでください。