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このところ南西風が吹いてなかなか思いの釣り場に行けていなかったので、それならばと自宅から一番近い手軽な釣り場へと向かった。磯子にある海釣り施設で利用料も駐車場も有料となるが、売店や水道、トイレも完備していて大変便利だ。ただ難点を言えば安全上のため手すりがあるため、ウキフカセ釣りのコマセをする際に少しやり難いことくらい。この釣り場は潮の流れもあるが、沖合を通る大型船の波の影響も受けるため、潮流がコロコロと変わる場合がある。そこで準備したコマセはある程度の比重と拡散性があり、東京湾奥の地形から潮が非常に濁っている事も考えられる。集魚効果が高い配合をブレンドした。水温は26度以上ある。朝から全くサシエサを取られない状況が続いた。場内アナウンスで梅雨明け宣言が出たと放送された。気がつけば昼になろうとしている。相変わらす全くサシエサは取られない。昼休憩を挟み、午後用のコマセを作って釣り再開。左へと速かった潮が少し緩んだ。ただ手前に当て気味な点は変わらない。潮変わりのタイミングに待望のアタリが出たが、50センチのボラであった。その後もアタリがない状況が続く。この日の閉館時間は午後7時となっている。午後5時には上がる予定なので残り時間はあと1時間。ゴールデンタイム到来。潮はそんなに変化がないのに、急にアタリが出だした。変わらず潮は速いので、仕掛けを安定させるため、小粒のB号ウキ仕掛けに変え、浮力調整オモリのG1号をゴム菅下へ付け、ハリス真ん中へG5号、チモト10センチ上にG7号。ハリはグレハリ3号の固定仕掛けで僅かなアタリでも取れるようにした。連発とはいかなかったが、どうにか坊主を免れて、小さいながらも本命のメジナを釣り上げられて楽しむことができた。この日、他の場所では42センチのメジナやクロダイも40センチと50センチ、他多彩な魚種が出ていて賑わっていた。一年を通して釣りができるので、海釣り施設のルールをきちんと守って釣りを楽しみたい。