2019年09月26日 (木曜日)
メジナ・グレ・クロ / 神奈川県三浦半島毘沙門ヌストガリ / ウキフカセ / アドバイザー塩田 哲雄
釣り人 | アドバイザー塩田 哲雄 |
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釣行日時 | 2019年09月26日 (木曜日) 13:00〜16:30 |
対象魚 | メジナ・グレ・クロ |
釣り場 | 神奈川県三浦半島毘沙門ヌストガリ |
天候 | 晴れ |
潮回り | 中潮 |
水温 | 24℃ |
釣果
メジナ・グレ・クロ /10尾 /23cm〜42cm最大1.39kg
釣り方
ウキフカセ
タックル
ロッド | 1号5m |
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リール | 2000番レバーブレーキタイプ |
ライン | 1.5号 |
ウキ | 000号と00号 |
オモリ | |
ハリス | 1.2または1.5号 |
ハリ | 5号〜6号 |
釣果写真
使用エサ
配合エサ:オキアミ3kg+「遠投ふかせスペシャル」「グレパワーVSP」各1袋
付けエサ:「くわせオキアミスーパーハード(L)」「くわせオキアミ食い込みイエロー」「荒食いブラウン」
ヒットエサ:「くわせオキアミスーパーハード(L)」
セレクトした配合エサ、付けエサの選択理由と期待する効果、実際の感想など:
水温が高いシーズンはエサ取りのオセン、フグ、マイクロ木っ端の大群が磯際から沖にかけてコマセに群がってくる。そこで、少しでもエサ取りを避けられるエリアの沖をダイレクトに狙える配合エサが強い味方となる。「遠投ふかせスペシャル」と「グレパワーVSP」は遠投性、バラケ加減抜群なブレンドとなる。磯際にはバラケさせた状態で多めに撒いて、ポイントとなる沖30m周辺には固めた状態で撒き、コマセの中を狙ったり、コマセが着水時に飛び散ったその先を狙って少しでも良型を釣るようにした。それと併せて、サシエサも高水温期に強い「くわせオキアミスーパーハード」と「くわせオキアミ食い込みイエロー」を頭を付けた状態で尾羽側からハリに刺して使用した。生のオキアミでは良型が出しにくい状況下では強い味方となる。
※この記事の情報(釣果や釣り場、釣りエサ等)は、当時の情報に基づいたものです。
コメント
三浦半島の水温がここに来て24℃台にまで下がってきて、メジナの食い気も少しずつ良くなってきた。そこで久しぶりに地磯の毘沙門ヌストガリへと釣行した。ここは車を駐めてから少し歩くので健脚向きになる釣り場だが、水深があるのと潮通しが良いことからいろいろな魚種が出て、超人気釣り場となっている。昼過ぎに毘沙門港に着いたが既に駐車スペースはほぼ一杯。何とか駐めて釣り場へ向かい、沖側は釣り人で一杯なためワンドの中を釣るポイントに初めは入った。まずはコマセを撒いて様子を見る。全く魚の姿が見えない。今までの経験から今の時期にこのような状態の時、意外と良型が出る狙い目だ。しかし、ワンドの中は20㎝前後のメジナ、20㎝~22㎝の鯖が入れ食いに。どうしようかと思案していると沖側のルアーマンが14時過ぎに上がったので、釣り座を移動。がしかし、伊勢エビ漁のエビ網漁師さんがポイントの両サイドへしっかりと入れてしまった。ほとんど潮を流せない状況となるもそれでも狙える正面沖側は大丈夫なのは救われた。時折出来るサラシの泡が沖へと伸び、初めは右に流れ、沖30m辺りを狙って30㎝クラスのメジナを数匹釣り上げることができた。また、25㎝クラスのシマアジと40㎝のワカシも良い感じに竿を曲げてくれた。その内に左に潮が流れ出し、今まで使用していた000号のウキでは沈み過ぎるようなので、00号ウキへと変更。すぐに30㎝メジナが仕掛けが馴染むとすぐにヒット。続けて2投目に強烈なアタリが来た。回遊魚とは違う重量感、そんなに走らないことから本命のメジナかサンノジか?ハリスは1.5号7ヒロ取っていた物に1.2号を2ヒロ直結していたので、無理をするとヤバイ!挙げ句に寄せてくるときに根に張り付かれてしまった。それも二度も。浮かせたいけど無理すれば簡単にブレイクしてしまう。竿先で魚の動きと、ハリスが根に擦れている具合を感じながら、魚を根から剥がすタイミングを今だ!感じたときに少し強めに竿先を上に上げてどうにか取り込むことが出来た。磯の上で「MFGオリジナルのメジャー」で計ると42㎝あるこの時期としては体高も厚みもある良型の口太メジナであった。帰りにエサ屋さんに寄って検量してもらうと、尾びれを伸ばすと43㎝1.39kgあった。地磯で昼釣りでこの時期としてはの良型を出せて大変満足な釣行となった。勝因は狙えるエリアにきちんと撒けるコマセを作れたことと、少しでもエサ取りに強いサシエサを2種類持参して対応したことが1番だ。